KDDIと関西のCATV大手ベイ・コミュニケーションズ(Baycom)は9月15日,固定電話事業で提携したと発表した。KDDI網とBaycom網を相互接続し,Baycomブランドで2007年から「0AB~J」のIP電話サービスを提供する。

 また今後は,auの携帯電話と連携したFMC(fixed mobile conbergence)サービスや,映像配信,インターネット接続,電話に移動体通信を加えたクアドロプルプレイなどでも協業していくとしている。

 KDDIは,関東のCATV大手イッツ・コミュニケーションズと同様の発表を8月31日にしたばかり。一方,J:COMもCATV会社の買収戦略を進めている。今回のKDDIとBaycomの提携により,CATV大手5社がJ:COM陣営とKDDI陣営に分かれることになった。