「ビルボード」ブランドの独占的ライセンス契約発表で握手する阪神コンテンツリンクの宮崎恒彰社長(右)とVNU Business Media社のハワード・アップルバーム副社長(左)
「ビルボード」ブランドの独占的ライセンス契約発表で握手する阪神コンテンツリンクの宮崎恒彰社長(右)とVNU Business Media社のハワード・アップルバーム副社長(左)
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 阪神電気鉄道の100%子会社である阪神コンテンツリンク(本社:大阪市)は2006年9月14日、米VNU Business Media社(本社:米ニューヨーク州)と「ビルボード」ブランドの日本における独占的ライセンス契約を8月24日に締結したと発表した。

 両社は携帯電話向けビルボード誌公式モバイルサイトの独占契約を締結済みで、2005年より「Billboard Mobile」を配信。今回の独占ライセンス契約はこれを強化したもので、阪神コンテンツリンクは日本における「ビルボード」ブランドすべての総代理店となる。

 阪神コンテンツリンクはビルボードブランドを「クラブ&レストラン事業」「コンテンツ事業」の2分野で展開していく。コンテンツ事業では、来年春をめどに米国の「Billboard.com」の日本語版サイトとなる「Billboard-japan.com」を開始する予定だ。同サイトでは、VNUが持つ豊富なデータに、国内コンテンツを付加しながら、チャート情報や音楽情報、CD/DVDなどの販売、音楽配信サービスの提供を予定しているという。ただし、現時点では自らが運営するか、他社にライセンス供与するかは未定。

 「Billboard.com」は月のユニークユーザーが268万7000人、月間ページビューが2086万5000を超えているという。