シェアトップの年賀状ソフト「筆まめ Ver.17」が9月15日に発売
シェアトップの年賀状ソフト「筆まめ Ver.17」が9月15日に発売
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「づら道楽2 for 筆まめ」の画面。家族の顔写真に手を加えると非常に面白い
「づら道楽2 for 筆まめ」の画面。家族の顔写真に手を加えると非常に面白い
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「筆まめ Ver.17」のイメージキャラクターに決定した眞鍋かをりさんがゲストで登場。年賀状にまつわる面白いエピソードを語った
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 クレオは2006年9月13日、年賀状ソフト「筆まめ」シリーズの新製品発表会を都内で開催した。年賀状ソフトは多機能化が進み、目立った新機能が追加されるケースは少なくなってきている。新版「筆まめVer.17」は、「手作り感覚の年賀状が作れる機能を追加した」(クレオ筆まめサービス事業部事業部長の萩原義博氏)というように、ユニークなアイデアがいくつか追加された。

 その1つが「づら道楽2 for 筆まめ」だ。デジカメで撮影した顔写真に、あらかじめ用意されている「かつら」や「からだ」などのパーツを組み合わせれば、あっという間に「爆笑キャラ」が誕生する。いたずら描き感覚で子供の写真に手を加えれば、手作り感が感じられる年賀状が出来上がる。なお、本家の「づら道楽2」はデータクラフトから2100円で販売されている。

 火であぶって文字を出す年賀状を作成する機能も追加された。あぶり出し年賀状を作るための「ステンシルフォント」を使って作成する。このフォントは、カッターで切り抜きやすい形状になっており、あぶり出し用の型紙を簡単に作れるという。みかんの汁を絞って年賀状にぬり、ほかとは違うあぶり出し年賀状を作ってみるのも面白いだろう。このほか、印刷後に色鉛筆や絵の具で彩色できるよう、ぬり絵が楽しめるデザインも新たに収録した。

 細かい機能調整では、宛名がよりきれいにレイアウトできるようになった。プロの書道家が監修した自動調整レイアウト機能を搭載。デザイン面で利用した文字やイラストを、リストから選んで簡単に選択できるようにも改良した。

 同社は今回、“ブログの女王”として人気を博している眞鍋かをりさんをイメージキャラクターに起用。筆まめは、年賀状ソフト市場でトップシェアであるが「昨年末(9~12月)のシェア44%を、今年は50%以上に伸ばしたい」(萩原氏)と、さらなるシェア拡大を目指す。

 「筆まめVer.17」の発売日は9月15日。価格は通常版が6380円。アップグレートと乗り換え兼用版が3680円。いずれもCD-ROMとDVD-ROM版の2つを用意。年末の年賀状シーズンに向けて、年賀状ソフトの買い替えやバージョンアップを考えている人は、一考してもいいだろう。