初めてAMD製CPUを採用した「Dimension C521」
初めてAMD製CPUを採用した「Dimension C521」
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 デルは2006年9月13日、米AMD製CPUを搭載するデスクトップ「Dimension E521」と「同 C521」の販売を開始した。デルがAMD製CPUを搭載したパソコンを販売するのは初めて。選択できるCPUは、Athlon 64 X2 3800+、Athlon 64 3500+、Sempron 3400+の3種類。価格はE521が5万6910円から、C521が5万9010円からとなる。

 デルは8月にAMD製CPU搭載パソコンを9月に発表することを公表していた。同社ではAMD製CPUを搭載した理由として「顧客からの強い要望」、「インテル製CPUと比較しても遜色(そんしょく)のないパフォーマンス」、「品質や量産体制の確立」などを挙げている。

 E521/C521は同社がローエンドからミドルクラスと位置付ける製品で、CPUにCeleron DやPentium 4を搭載する「Dimension 3100C」を置き換える(当面は併売)予定になっている。

 また8月31日にレノボ・ジャパンも、初めてAMD製CPUを搭載する企業向けデスクトップ「ThinkCentre A60 Small Desktop」を発表しており、大手メーカー製パソコンでAMD製CPUを採用するケースが増えている。