パソコン内のデータを専用ソフトを使ってサーバーにバックアップできる「@niftyバックアップβ」サービス
パソコン内のデータを専用ソフトを使ってサーバーにバックアップできる「@niftyバックアップβ」サービス
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 ニフティは2006年9月13日、パソコン内のデータをニフティのサーバーに自動で保存する「@niftyバックアップβ(ベータ)」の提供を開始すると発表した。同日より11月31日までの期間は、500名限定でサービスを提供。その後12月から正式サービスへと移行する予定だ。

 @niftyバックアップβは、ニフティのインターネット接続サービス「@nifty」の会員が対象。利用できる記録容量は2GBまで。11月31日までは無料で利用できる。対応OSはWindows XPのみ。

 利用するには専用ソフトが必要になる。専用ソフトは9月13日15時からダウンロードが可能になる。専用ソフトを起動して、バックアップ対象とするデータとバックアップする時刻などを指定すれば、自動でサーバー上にデータがバックアップされる。手動でのバックアップも可能。ただし、データが更新されたときに、同時にバックアップを行うといった機能はない。

 バックアップ対象には、メールやInternet Explorerのお気に入りなどのほか、「マイドキュメント」などのフォルダーも指定できる。メールのバックアップにはメールソフトの制限もなく、@nifty以外のメールアドレスを使ったメールにも対応する。

 12月以降は有料となる予定だが、価格については「利用者からのフィードバックを見て考える」(ニフティ)という。12月の正式サービス開始時には、データを上書き保存しても、上書き前の状態に復元できる、といったサービスの提供も予定している。