SRAは9月13日,SOA(サービス指向アーキテクチャ)開発基盤「ASIMO」を発売した。ASIMOは,同社がすでに無償公開しているオープンソース・ベースの「SOA開発基盤」に,オープンソースの統合開発環境「Eclipse」と,Eclipseプラグイン「WTP(Eclipse Web Tools Project)」,SRA独自の開発フレームワークなどを付加したもの。これにより無償版のSOA開発基盤にくらべ効率よく開発できるとしている。

 無償版のSOA開発基盤はすべてオープンソース・ソフトウエアで構成されている。ESB(Enterprise System Bus)としてApache Software FundationのGeronimoのサブ・プロジェクトServiceMix,Javaサーブレットコンテナとして「Tomcat」,メッセージ・ブローカーに「ActiveMQ」,BPEL(Business Process Execution Language)エンジンに「PXE」を採用している。

 価格は1ライセンス40万円。