写真 米ネットワークジェネラル シニアプロダクトマーケティングマネージャのスティーブ・バレンタイン氏
写真 米ネットワークジェネラル シニアプロダクトマーケティングマネージャのスティーブ・バレンタイン氏
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 米ネットワークジェネラルは9月12日,アプリケーションとネットワークの稼働状況を監視する運用管理ソフト「Network Intelligence Suite」を同月22日に出荷開始すると発表した。同社のアプリ監視ツール「NetVigil」およびネット監視ツール「Visualizer」を統合。両者の情報を1画面に統合して可視化することで,アプリケーションやサーバー,ネットワーク機器におけるトラブル原因を判別しやすくした。

 Network Intelligence Suiteは,「TivoliやOpenViewといった大規模向け運用管理ツールが手に余る中堅以下の企業がターゲット」(日本ネットワークジェネラルの諸橋隆也代表)。価格は未定だが「NetVigilとVisualizerを個別に購入するよりも安価に設定する予定」(同氏)と言う。

 ネットワークジェネラルは,定評のあるネットワーク解析ツール「Sniffer」を抱えるベンダーとして知られている。これまでNetVigilとVisualizerは,Snifferブランドを生かした「Sniffer Enterprise NetVigil/Visualizer」として販売してきた。今回の新製品では「ネットワークとアプリケーションの統合管理でエンタープライズを指向する」(米ネットワークジェネラル シニアプロダクトマーケティングマネージャのスティーブ・バレンタイン氏,写真)という姿勢を明確にする目的で,ネットワーク技術者向けの解析ツールのイメージが強いSnifferの看板をあえて降ろした格好だ。