マイクロソフトは9月8日,9月13日に公開するセキュリティ情報の概要を発表した。公開予定のセキュリティ情報はWindowsおよびMicrosoft Officeに関するものが計3件。深刻度が「緊急」の危険なセキュリティ・ホールが含まれるので,パッチ(セキュリティ更新プログラム)が公開され次第,すぐに適用したい。

 公開予定のセキュリティ情報は次のとおり。Windowsに関する情報は2件で,最大深刻度は上から2番目の「重要」。Officeが影響を受けるセキュリティ情報は1件。こちらの最大深刻度は,最も危険な「緊急」に設定されている。

 修正パッチは,Microsoft UpdateやWindows Update,Windows Server Update Services(WSUS),Software Update Services(SUS)およびダウンロードセンターなどから入手できる。パッチの中には,適用後にマシンの再起動を必要とするものが含まれる。パッチが適用されているかどうかは,同社が提供するツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」で検出できる。

 マイクロソフトは同日,「悪意のあるソフトウエアの削除ツール」の新版も公開する予定。悪意のあるソフトウエアの削除ツールは,Microsoft UpdateやWindows Update,WSUSおよびダウンロードセンターから利用できる。

 そのほか,Microsoft UpdateとWSUSでは3件,Windows UpdateとSUSでは2件,セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムをリリースする予定。

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