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日本HPが運用管理の新戦略,「Active CMDB」でOpenView製品を連携する日本ヒューレット・パッカード(HP)は9月6日,ITマネジメント・ソリューションにおける新戦略「Active CMDB」を発表した。Active CMDBはITILが提唱する「CMDB(Configuration Management Database)」によるデータ管理の更なる効率化を目指したもの。CMDBは,ソフトウエアやハードウエアの情報,管理者リスト,障害履歴などの情報を管理するためのデータベースであり,昨今のシステムの複雑化などにより重要性が増してきている。 新戦略の背景には,OpenViewに代表される同社のITマネジメント・ソリューションを定義した「三層成熟度モデル」がある。三層とは,(1)ITオペレーション,(2)ITプロセス,(3)ビジネス,の三つの視点でITマネジメントの役割を整理したもの。(1)は,継続したサービスを提供するためのネットワークやシステムなどのIT構成要素の最適化,(2)は,新規サービスの作成や変更・拡張などのビジネス変化を管理するためのITプロセスの自動化,(3)は,分析やレポートにより,ビジネス価値を視覚化するためのビジネスとITの整合である。これら三層の成熟度を高め,ビジネスとITの変化を迅速に捉え活用できる企業,組織体「アダプティブ・エンタープライズ(変化適応企業)」の実現を目的としている。 Active CMDBは上記(2)の中核を成す機能である。同社は,Active CMDBを中心に七つの管理機能を連携させるモデルを描いている。七つの管理機能とは,(a)「ITILプロセス管理」,(b)「IT資産管理」,(c)「構成管理」,(d)「アイデンティティ管理」,(e)「アプリケーション管理」,(f)「統合化イベント/パフォーマンス管理」,(g)「分析・レポート」である。Active CMDBを介して,七つの管理機能の間でリアルタイムに,管理データを連携,調整,同期させていくことが狙いである。 Active CMDBの発表に合わせて,上記(a),(b),(c),(g)の機能に対応する4製品を発売する。(a)の「HP OpenView Service Desk 5.1」(707万4900円〜)はActive CMDBを抱え,ITサービス・マネジメントを支援するツール。今回のバージョンアップにより,「SLM(Service Level Manager)モジュール」を強化したほか,CMDBをグラフィカルに表示する「CMDBビュアー機能」を加えた。(b)の「HP OpenView AssetCenter 5.0」(282万9750円〜)はIT資産を導入から廃棄までライフサイクル全般にわたり管理できる。(c)の「HP OpenView Enterprise Discovery 2.1」(44万3100円〜)は,IT資産のインベントリを収集する。(g)の「HP OpenView DecisionCenter 1.0」(2100万円〜)は,ITにかかわるスタッフや資産の情報を分析するとともに,シミュレーションを実行することで,新規投資の意思決定などを支援する。
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