ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は9月6日,「プレイステーション 3(PS3)」の量産が1カ月延期になることを発表した。ただし,国内発売予定日の11月11日は死守し,約10万台を揃える見込み。北米での発売予定日の11月17日も死守する。発売日が遅れるのは,欧州地域になる(当初の発売予定日は11月17日)。

 PS3の量産が遅れる最大の要因は,次世代光ディスクのBlu-ray Disc装置のレーザー部に使われる半導体チップの量産が間に合わないため。

 なお,2007年1月からは当初の予定以上のペースでPS3を量産することで,「2007年3月末までに600万台を出荷する予定で,当初の出荷台数目標も死守する。うまく行けば750万台を出荷できるかもしれない」という。

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