東日本旅客鉄道(JR東日本)とボーダフォンは2006年9月5日,非接触ICカード技術「モバイルFeliCa」に対応した携帯電話機のユーザー向けに,12月2日から電子切符サービス「モバイルSuica」の提供を開始すると発表した。まずは「904SH」と「905SH」の2機種のユーザーを対象に同サービスを提供する。これによりユーザーは,JR東日本の交通サービスを利用した際の決済を同端末で行えるようになる。
ボーダフォンは今後,同サービスの対応端末を増やす方針である。JR東日本は既にモバイルSuicaのサービスをNTTドコモとKDDIのユーザーに提供している。現時点における同サービスのユーザー数は11万人超である。