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「Vistaではシャットダウンよりもスリープを使ってほしい」---マイクロソフト
今回マイクロソフトが開催したのは,Windows Vistaに搭載されるノートPC向け機能の説明会である。Windows Vistaには写真1のように,(1)OSの起動を高速化したりバッテリーの持ち時間を改善したりする機能,(2)パソコンを使った会議用の機能,(3)ネットワークの使い勝手をよくする機能,(4)ノートPCの管理性を向上させる機能---といった機能が追加される。 Windows Vistaでは「電源オフ=スリープ・モードへの移行」に(1)の,OSの起動を高速化したりバッテリーの持ち時間を改善したりする機能については,Windows Vistaの新しい電源管理機能が紹介された。 Windows Vistaには,新しい省電力モードとして「スリープ・モード」が追加された。省電力モードとは,メモリーの内容を保持したままハードウエアの電源をなるべく切ることで,電力消費を抑える機能である。パソコンをシャットダウンする(電源を切る)と,再起動時にOSなどを改めてハードディスクから読み出す必要があるため,利用状態に戻るまで時間がかかる。それに対して省電力モードでは,メモリーの内容が保持されているので,すぐ利用状態に復帰できる。 Windows XPには,「スタンバイ」と「休止状態」という2つの省電力モードが搭載されていた。スタンバイは,作業中のデータをメモリーに保存したまま,省電力状態になる機能である。休止状態は,作業中のデータをハイバネーション・ファイルとしてディスクに書き出して,省電力状態になる機能だ。スタンバイは迅速な復帰が可能だが,メモリーへの電力供給が必要だ。休止状態は,電源を完全に切った状態に近い電力消費になるが,復帰には時間がかかる。 Windows Vistaの新しい省電力モード「スリープ・モード」は,スタンバイと休止状態を組み合わせたモードである。また,スリープ・モードは,単なる省電力モードの1つというわけではない。Windows Vistaでは,スタート・メニューで「電源オフ」のボタン(Windows XPでは[シャットダウン]に相当)を選択すると,スリープ・モードが標準の選択肢として出てくる。つまり,Windows XPまでは「電源オフ=シャットダウン」だったが,Windows Vistaでは「電源オフ=スリープ・モード」になるのだ。
>>スタンバイと休止状態を組み合わせた「スリープ...
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