無線LANを利用して会話ができるSkype専用携帯電話端末「LAN-WSPH01WH」
無線LANを利用して会話ができるSkype専用携帯電話端末「LAN-WSPH01WH」
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 ロジテックは2006年8月29日、無線LAN機能を搭載したSkype専用携帯端末「LAN-WSPH01WH」を発表した。9月下旬に発売予定で、価格は2万6355円。

 LAN-WSPH01WHはIEEE802.11b/g規格に対応し、無線LAN環境であればパソコンなしでSkype通話ができる。Skype同志の無料通話だけでなく、一般加入電話や携帯電話へ電話をかけられる「SkypeOut」や、逆に一般加入電話や携帯電話からの電話を受けられる「SkypeIn」にも対応。ただし、SkypeOut/Inともパソコンで利用する場合と同様、別途契約が必要になる。

 セキュリティ機能として、64/128ビットのWEP、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA2-PSK(AES/TKIP)に対応。設定画面を本体の液晶ディスプレイに表示できるので、家庭内で利用する場合は、無線LANルーターに設定してあるESS-IDや暗号キーなどを入力すれば使えるようになる。なお、バッファローの「AOSS」のようなセキュリティ設定を簡素化するような機能には対応していないため、ESS-IDや暗号キーなどは手作業で入力する必要がある。

 本機はブラウザー機能を備えていないため、ユーザー認証が必要な公衆無線LANサービスでは原則利用できない。ユーザー認証が必要ない「FREESPOT」のようなサービスであれば利用可能だが、「現時点では家庭内での利用が主になると思う」(ロジテック)という。

 連続待受時間は約30時間、連続通話時間は約3時間。充電用にACアダプターと、パソコンに接続できる充電専用USBケーブルが付属する。本体サイズは幅49×奥行き18×高さ115mm、液晶サイズは1.8型。