クラスキャットは8月28日,Red Hat Linux 7.3のセキュリティ・パッチを2007年1月から無償配布すると発表した。Red Hat Linux 7.3に対しては現在,オープンソース・コミュニティ「Fedora Legacy Project」がセキュリティ・パッチを提供しているが,2006年12月末にサポートを終了すると発表している。

 クラスキャットはLinuxサーバーで稼働するWebアプリケーションを開発,販売しており,Red Hat Linuxで動作する製品もあることなどから,Fedora Legacy Projectによるサポートの終了後もRed Hat Linux 7.3のセキュリティ・パッチを作成し「Fedora Leagcy Projectの理念を尊重し,無償で配布することを決定した」(クラスキャット)。

 セキュリティ・パッチはクラスキャットのWebサイトで配布する。クラスキャットの顧客でなくとも無償でダウンロードできる。