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【内部統制展レポート】伊藤忠商事が掲げる内部統制整備「7つのポイント」

2006/08/25
干場 一彦=日経SYSTEMS
伊藤忠商事の常務執行役員である秋光 実IT企画部長兼ITOCHU DNAプロジェクト室長
伊藤忠商事の常務執行役員である秋光 実IT企画部長兼ITOCHU DNAプロジェクト室長
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 伊藤忠商事とグループ会社のCRCソリューションズは,内部統制ソリューション展で8月24日に共同講演した。

 伊藤忠商事の常務執行役員である秋光 実IT企画部長兼ITOCHU DNAプロジェクト室長(写真)は,伊藤忠グループにおける内部統制の取り組みの状況を説明した後、内部統制整備のポイントを説明した。内部統制整備のポイントは7項目から成り,実際に取り組んだ経験から得られたものだけに非常に参考になる。

 第1のポイントは,「安易な近道は存在しない。地道に進める以外にない」というもの。内部統制の仕組みは自分の会社に合ったものを地道に調べて整備するものという。

 第2は「コンサルに過度に頼らない。主体は自社」である。コンサルタントに頼りすぎると内部統制の実際の仕組みとして根付かないものになると警鐘を鳴らした。

 第3には「早めに着手する」という点を挙げた。内部統制の整備には2年や3年はすぐたってしまうためだ。

 第4〜7のポイントは「全社的な推進体制が必要(特にIT部門は最初の段階から参画必要)」「最初から100点満点を狙わない。できるところから着実に」「一度きりで終わるものではない。継続的な取り組み・改善が必要」「やらされ感ではなく,プラスアルファの付加価値を」となっている。内部統制の整備は長期的に取り組むものであることを実感させる言葉である。

 講演の後半では,CRCソリューションズのコンサルティング事業推進部の藤 俊満プリンシパルコンサルタントが内部統制強化の進め方の概要と同社が用意する内部統制ソリューションについて解説した。内部統制強化の進め方においては「一度整備したら終わりではなく,毎年改善を繰り返すもの」であるという点を強調した。また,内部統制の整備においては,どのプロセスが重要か,統制をどこまで徹底するかの見極めがポイントであると述べた。

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