CMキャラクターを務める浜崎あゆみも登場。右手はD-snap(SV-SD800N)のブルーモデル
CMキャラクターを務める浜崎あゆみも登場。右手はD-snap(SV-SD800N)のブルーモデル
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写真左がD-snapの上位モデルSV-SD800N(ピンク)、写真右が下位モデルSV-SD400V(ピンク)
写真左がD-snapの上位モデルSV-SD800N(ピンク)、写真右が下位モデルSV-SD400V(ピンク)
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新しいD-snapと直接接続できるD-dock。写真はカラー液晶を備える上位モデル「SC-SX850」
新しいD-snapと直接接続できるD-dock。写真はカラー液晶を備える上位モデル「SC-SX850」
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 松下電器産業は2006年8月23日、SDメモリーカード対応のデジタルオーディオプレーヤー「D-snap」とHDD内蔵のミニコンポ「D-dock」の新製品計4モデルを発表した。発売予定はいずれも2006年9月8日。発表会場にはCMキャラクターを務める浜崎あゆみが登場し、新製品を紹介した。

 D-snapの新製品は、「SV-SD800N」と「SV-SD400V」の2モデル。SV-SD800Nは、電車やバスの騒音を消去するノイズキャンセリング機能付きヘッドホンが付属する。ヘッドホンにはマイクが搭載されており、集音した騒音に対して逆位相の波形を生成することで騒音を打ち消す。小音量でも音が鮮明に聞こえるようになる。手元のリモコンでノイズキャンセリング機能のオン・オフが可能。

 SV-SD800N、SV-SD400Vともに最新のD-dockとの接続機能を持つ。D-dockにD-snapを挿し込んだ状態で、D-snap内の曲の再生や、D-snapの充電が可能となる。SDメモリーカードの新規格SDHCにも対応しており、最大4GBのSDメモリーカードに楽曲を保存して持ち歩ける。iTunesで保存した「.m4a」という拡張子が付くAAC形式の音楽ファイルにも対応した。ただし、iTunes Music Storeで購入したAACファイルは非対応。

 想定実勢価格はSV-SD800Nが2万円前後、SV-SD400Vが1万6000円前後となる。カラーバリエーションはSV-SD800Nがメタリック調のブルー、シルバー、ピンクの3色、SV-SD400Vがホワイト、ブルー、ピンク、イエローの4色を用意する。

 D-dockの新製品は、「SC-SX850」と「SC-SX450」の2モデル。いずれもテープやMD、レコードで再生したアナログ音源を録音した際に、自動的に曲のタイトルを取得する「曲タイトル取得」機能を備える。

 曲タイトル取得機能は、アナログ音源の信号波形を読み取り、データベースと照合することで曲タイトルを自動入力するもの。あらかじめ内蔵のHDDに約300万曲分の曲タイトルデータを搭載している。新曲の場合でも、LAN端子経由でインターネット上のデータベースから曲タイトルを取得できる。

 内蔵HDDの容量はSC-SX850が160GB、SC-SX450が80GBとなる。上位モデルのSC-SX850は、液晶モニターがカラーとなり、低域と高域の音を別のアンプで駆動する「ハイブリッド・デジタルバイアンプ」を採用している点が下位モデルのSC-SX450と異なる。想定実勢価格はSC-SX850が8万円前後、SC-SX450が6万5000円前後となる。