開幕した内部統制ソリューション展のプレゼンテーションに集まる来場者
開幕した内部統制ソリューション展のプレゼンテーションに集まる来場者
[画像のクリックで拡大表示]

 「内部統制ソリューション展」が8月23日,東京国際フォーラム(東京・千代田)で開幕した。内部統制確立を支援するITソリューションを展示するほか,企業のリスク管理部門の担当者,弁護士やコンサルタント,大学教授などがそれぞれの立場から講演を行う予定である。

 展示会場には,内部統制に関連するソリューションを提供するベンダー51社が集結。文書化支援や証憑管理,プロジェクト管理,セキュリティ管理など,内部統制の整備に欠かせないツールを展示している。

 上場企業に対して内部統制の整備を義務付ける金融商品取引法(日本版SOX法)が今年6月に成立したため,展示会場は来場者で賑わっている。プレゼンテーションを実施してるブースでは熱心に話に聞っている来場者の姿が目立った。

 一方,内部統制の識者が講演するフォーラムは,京セラの上原始氏(グローバル監査部)の基調講演で幕を開けた。この講演には約1000人の聴衆がつめかけた(詳細を後ほど報告します)。同展では2日間で合計38人が登壇し,内部統制に関する事例やノウハウを披露する。

 内部統制ソリューション展の会期は,23日(水)と24日(木)の2日間。24日正午ごろまでにウェブサイトで事前登録すれば,入場料1000円が無料になる。