米ボーイングは2006年8月17日、子会社の米コネクション・バイ・ボーイングが提供する機内からインターネットに接続するサービス「Connexion by Boeing」の中止を発表した。具体的な停止時期は公表していない。

 このサービスは、衛星を通じて、飛行中のインターネット利用を可能にするもの。料金は1時間で9.95ドル、24時間で26.95ドルだった。同社会長兼最高経営責任者のジェームズ・マックナーニ氏は、サービス中止を決めた理由を「このサービスの市場は予想されていたほどには成長しなかった」と説明している。

 国内航空会社では、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が2004年から同サービスを提供していた。