「オフィシード」サービスの仕組み
「オフィシード」サービスの仕組み
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 NTTドコモは8月8日,法人向けの新サービス「OFFICEED」(オフィシード)を発表した。サービスの受付を10月,サービスの提供を2007年2月に開始する予定。

 オフィシードはユーザー企業のビル内にFOMAの屋内基地局「IMCS」(インクス)と専用アンテナなどを設置。事前に登録したFOMA端末同士であれば,オフィシード・エリア内での通話がテレビ電話も含め月額固定料金となる。

 料金は1端末当たり月額840円。ただし,オフィシードは50端末までの利用料金が含まれる月額4万2000円からの提供となる。また,IMCSなどの設置費用は個別見積もり。導入には4~6カ月間の工期がかかる。

 対応端末は「P2401」以外の全FOMA端末。既に使用中の端末でもオフィシードを利用可能。オフィシードに登録されたFOMA端末へは「*55」を電話番号の前に付けて発信する。ユーザーがオフィシード・エリア外にいる場合に,呼を転送する機能も用意。この場合は音声通話であれば1分当たり31.5円,テレビ電話であれば同56.7円の従量課金となる。