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シリコンだけでクロック発振器を実現,米SiTime製品をサンプル出荷

2006/08/04
日川 佳三=ITpro
米SiTimeが開発したシリコン製クロック発振器
米SiTimeが開発したシリコン製クロック発振器
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 マクニカのクラビスカンパニーは2006年8月4日,水晶発振器の代替を狙ったSi(シリコン)製発振器を2006年8月末にサンプル出荷すると発表した。通常のIC製造装置や技術を使ってシリコン製チップの中に安価なクロック源を実装できる点が特徴である。開発会社は米SiTime。独Robert Boschが開発したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術「MEMS First」を用いている。国内販売代理店はアムスクとマクニカの2社である。

 シリコン製発振器の発振周波数は1M〜125MHzの範囲で設定可能。周波数許容差は±50ppm(parts per million,百万分の1)以下であり,水晶発信器における最高スペックを凌ぐという。製造コストは水晶発振器の約半分フット・プリントは70%削減できるとしている。

 今後は,VCXO(電圧制御型水晶発振器)やTCXO(温度補償型水晶発振器)への展開を視野に入れる。次期製品では,時計用途などで用いられている32.768kHzの発振器を出荷する予定である。ガジェットやOA機器,産業機器など水晶発信器が担っていた広い分野への浸透を狙う。

■変更履歴
第3段落で,時計用途の水晶発振器の周波数を「3万2768kHz」としていましたが,「32.768kHz」の誤りです。お詫びして訂正いたします。[2006/08/07 18:26]

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