米インテルの無線LAN搭載パソコンのブランド「Centrino」を冠したパソコンに,ぜい弱性があることが明らかになった。不正なパケットを無線LAN経由で送りつけられると,システム権限で不正なプログラムを実行されてしまう。例えば,公衆無線LANサービス(いわゆるホットスポット)を利用していると,いつの間にかウイルスを仕込まれるというシナリオも成り立つ。Centrinoパソコンのユーザーはすぐにパッチを適用すべきだ。
 
 パッチはインテルのサイトからダウンロード可能。同社が7月28日に公開している。脆弱性は,Windowsで無線LAN機能を利用するためのドライバに存在するという。