仮想デスクトップ
仮想デスクトップ
[画像のクリックで拡大表示]
パブリックページに貼り付けられた付箋「スティッキー」
パブリックページに貼り付けられた付箋「スティッキー」
[画像のクリックで拡大表示]

 クレイプは7月28日,Ajaxでデスクトップのようなユーザー・インタフェースを備えたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Rinca.cc」のアルファ・テストを開始した。付箋や,時計などのウインドウを,Webブラウザの「仮想デスクトップ」上に自由に配置できる。

 同社が「スティッキー」と呼ぶ付箋のようなウインドウは,文章や画像を自由に書き込み,仮想デスクトップに貼れるほか,登録した友人(フレンド)に送付したり,パブリックページで公開したりすることができる。

 また「ウィジェット」と呼ぶミニアプリケーション・ウインドウは,インターネットから配信された情報などを仮想デスクトップ上に表示させることができる。現在,時計のウィジェットが利用できる。今後,ニュース,天気予報,スケジューラ,ミニゲームといったウィジェットの開発に取り組むという。

 同社では,Rinca.ccは「メモ書きやToDo管理といった個人のシステム手帳のような使い方」,「メールを使った連絡では煩雑になりがちなサークルの仲間などとの情報共有」,「不特定多数の人たちとの交流」などに利用できるとしている。

【訂正】
掲載当初,ウィジェットは時計,計算機,ゲーム,天気表示,ニュース表示,株価表示などと掲載していましたが,7月28日現在利用可能なのは時計で,他のウィジェットはまだ公開されておりません。お詫びして訂正いたします。(2006年7月30日)