合弁を発表する松下電器産業とNEC
合弁を発表する松下電器産業とNEC
[画像のクリックで拡大表示]

　NECと松下電器産業，パナソニックモバイルコミュニケーションズの3社は7月27日，携帯電話端末を受託開発する合弁会社を10月上旬に設立すると発表した。

　合弁会社はNECとパナソニックモバイルコミュニケーションズから携帯電話端末の開発を受託し，共通のLSIやOS，ミドルウエアなどを利用して端末を開発する。共通化により，開発コストを低減するのが狙いだ。商品企画やデザイン，一部のアプリケーションなどは共通化せず，「NEC」ブランドと「パナソニック」ブランドの製品を別々に販売する。

　資本金は1億円で，出資比率はNECが50％，パナソニックモバイルコミュニケーションズが50％。両社の携帯電話端末開発を担当する事業者から人員を受け入れ，約140人体制でスタートする。

　17時30分から記者会見が始まっており，詳細は追って報じる。