つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道とインテル,NTTブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)の3社は2006年7月25日,つくばエクスプレスの列車内で使える無線LANインターネット接続のインフラ整備を完了したと発表した。現在実施している無線LANインターネットの試験サービスを7月31日に終了し,NTTドコモが8月24日にこのインフラを使った商用サービスを開始する。またNTT東日本も2006年内をメドに同様のサービスを開始する。NTTドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」,「moperaU(公衆無線LANコース)」,またはNTT東日本の公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」のユーザーが対象となり,追加料金は不要である。今後は,これらのサービスを運営する5社が協力して,つくばエクスプレス沿線の自治体による情報提供や広告配信などのサービスを開発する計画である。