コンテンツウォッチャー
コンテンツウォッチャー
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 インテリジェントワークスは,ファイル・サーバーのファイル操作をログとして保存するネットワーク・アプライアンス「コンテンツウォッチャー」を,2006年8月初旬に出荷した。米Apple Computerが開発したパソコン「Mac mini」にログ記録ソフトをインストールした製品であり,Windowsファイル共有に加えてMacのファイル共有も監視できる。価格は39万9000円。1台のコンテンツウォッチャーで監視可能なファイル・サーバーは1台に限る。

 コンテンツウォッチャーは,ファイル・サーバーへのアクセスをネットワーク上でキャプチャし,ファイル・アクセス履歴を記録するアプライアンスである。誰がいつ何をしたのかを記録する。スイッチ機器のミラー・ポートなど,ファイル・サーバーのセグメントに流れるパケットを監視可能な状態で運用する。WindowsやSambaで用いるCIFSに加え,Macで用いるAppleTalk関連のファイル共有プロトコルも監視できる。

 記録したログは,Webブラウザから閲覧可能である。分析レポートをPDF出力する機能も備える。日本版SOX法対策などのコンプライアンス(法令順守)用途や,内部統制用途に適する。コンテンツウォッチャー本体のデータ容量は120Gバイトだが,外部ディスクにバックアップしてアーカイブ保存する機能を持つ。