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あなたの街の“e都市”度は何点?

1613自治体のITランキングで西宮市が首位に

2006/07/24
井原 敏宏=日経パソコン

 日経パソコンは2006年7月、市区町村の情報化進展度を比較する「e都市ランキング 2006」調査をまとめた。子供の安全確保のためにメールで不審者情報を配信するなど、住民サービスにIT(情報技術)を活用する自治体が増えている一方で、個人情報の管理体制などに問題があることが明らかになった。

 首位は兵庫県西宮市で、昨年に続き2年連続。使い勝手に配慮したWebサイトで、豊富な情報やサービスを提供していることが高得点につながった。公共施設や医療施設、飲食店などをWebサイトで検索可能にする地図情報システムや、防災用の被災者支援システムなども、独自に開発して運用している。

 2位は神奈川県藤沢市。3位は千葉県市川市。町の最上位は、全体で32位の北海道長沼町。村の最上位は、全体で259位の熊本県西原村だった。

 最近は、防犯にインターネットを活用する動きが活発化している。Webサイトに防犯情報を掲載する自治体は昨年の10.8%から30.7%に、防犯情報をメールで配信している自治体は昨年の4.8%から16.1%に増加した。

 このところ、ファイル交換ソフト「Winny」が原因となる個人情報の流出が社会問題となっている。1613自治体のうち31自治体が、2005年度に個人情報を含むデジタルデータの漏えいがあったと回答。このうち20自治体は、Winnyが情報漏えいの原因だった。ところが、「庁内で動作させることをルールで禁止」(43.3%)、「庁内で動作していないか調査」(38.3%)、「システム上の対策を実施」(22.3%)など、Winny対策の実施率は低い。

 調査の結果は、日経パソコン7月24日号に掲載している。1613自治体のランキングは、日経BP社のWebサイト「ITpro 電子行政」で公開している。

【調査の概要】

 調査の対象は2006年5月末時点の市町村と東京23区。自治体に対してアンケートで5月末時点の状況を聞き、回答を寄せた1613自治体について、情報化への取り組みを得点化してランキングを算出した(回収率は87.5%)。得点は「インターネットでの情報・サービスの提供」(40点)、「Webページのアクセシビリティの確保」(10点)、「庁内の情報インフラの整備、業務の情報化」(15点)、「情報化に関する政策の実施」(20点)、「セキュリティ対策の実行」(15点)の5分野について、100点満点で評価した。

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