シリアルゲームズは,2006年7月,米Adobe SystemsのMacromedia Flash 8などで作成されたswf形式のファイルから,様々なOSに対応したスクリーン・セーバーを生成するツール「fla:ver Professional」の出荷を開始した。スクリーン・セーバーの開発者は,本製品を利用することで,一つのswf形式のファイルを作るだけで様々なOSで動作するスクリーン・セーバーを開発できる。

 開発者はスクリーン・セーバーとして見せたい映像を,Flashムービーのファイルとして制作し,本製品に読み込ませる。ReadMeファイルの有無,スクリーン・セーバー終了の方法などの設定をすると,インストーラを含む,そのまま配布可能な,スクリーン・セーバーを生成できる。生成したスクリーン・セーバーが対応するOSは,Windows 95OSR2/98/98SE/Me/2000/XP,Mac OS X 10.3.3~10.4.7。Universal Binaryに対応したことにより,Intelプロセサ搭載のMacintoshでも動作する。

 動作OSは,上記の生成できるスクリーン・セーバーと同様。価格はWindows版,Mac OS X版ともに1万9800円(税込,以下同)。WindowsとMac OS Xの両方で利用できる「fla:ver Professional for Windows / MacOS X」(3万4800円)もある。なお,一部の機能が制限されている代わりに無償の「fla:ver Lite Edition」もある。http://flaver.jp/からダウンロードできる。