写真1 新版のOpenOffice.org 2.0.3のPDF出力設定画面。設定画面がタブ・インタフェースに変更されている。「全般」タブは写真2に相当する。
写真1 新版のOpenOffice.org 2.0.3のPDF出力設定画面。設定画面がタブ・インタフェースに変更されている。「全般」タブは写真2に相当する。
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写真2 旧版のOpenOffice.org 2.0.2のPDF出力設定画面。
写真2 旧版のOpenOffice.org 2.0.2のPDF出力設定画面。
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写真3 「初期値」タブ。PDF化する区画や拡大率,ページ・レイアウトを設定できる。
写真3 「初期値」タブ。PDF化する区画や拡大率,ページ・レイアウトを設定できる。
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写真4 「ユーザーインタフェース」タブ。ユーザー・インタフェースを設定できる。
写真4 「ユーザーインタフェース」タブ。ユーザー・インタフェースを設定できる。
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 OpenOffice.org日本ユーザー会は2006年7月18日,OpenOffice.org日本語版の最新バージョンである2.0.3を公開した。OpenOffice.orgは,オープンソースの統合オフィス・ソフトで,無償でダウンロードできる。Linuxのほか,Windows,Mac OS X,FreeBSDに対応する。ファイル・サイズは134Mバイト(Linux用,Javaを含む場合)である。

 前バージョンの2.0.2からの改善点は,処理性能の向上や,出力ファイルをPDF形式にした場合の詳細設定機能,最新版の存在を確認する機能,などである。日本語版独自の機能として,PDF形式で出力した場合の句読点の位置を修正している。このほか,セキュリティ・ホールに対する修正も施されている。

 2.0.3日本語版は,OpenOffice.org日本ユーザー会のサイトからダウンロードできる。