トレンドマイクロは7月13日、アクセスするWebサイトのURLを監視してフィルタリングするソフトの新版「InterScan WebManager 5.0」を発表した。7月20日から出荷する。

 同ソフトはゲートウエイ・サーバーにインストールして利用する。ゲートウエイが持っている悪質なURLリストの更新頻度を1日3回に増やし、「寿命が短い詐欺サイトにも対応できる」(黒木直樹上級セキュリティエキスパート)という。

 URLデータベースの更新中でもフィルタリングを可能にしたり、Active DirectoryやLDAPと連携して、グループ単位のアクセス・ログを取得したりできる機能も追加した。負荷分散のために複数サーバーを利用する場合でも、一つの画面から複数のサーバーで集めたログを確認できる。
 
 動作OSはWindows 2000/2003、Solaris、Red Hat Linux。価格はクライアントが30アカウントの場合で24万9900円から。