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ITILに基づく運用を支援する製品群、日本IBMが8月出荷

2006/07/11
玉置 亮太=日経コンピュータ

 日本IBMは8月、ITIL(IT Infrastructure Library)に基づくシステム運用管理プロセスを定義・実行するための製品群「Tivoli IT Service Management suite(ITSM)」の出荷を開始する。

 ITSMの中核をなすのが、ITILに基づく運用管理プロセスの定義ツール「Tivoli Unified Process Composer(TUPC)」。GUI画面を使って、管理対象のハード/ソフト/ネットワークや、情報収集・分析の作業フロー、各作業の担当者などを定義する。そのために、IBM版の運用管理ベスト・プラクティス集Tivoli Unified Process(TUP)を用意する。

 TUPは、ITILで定義されたベスト・プラクティスにIBMのシステム運用管理ノウハウを加えて、記述レベルや表記を統一したり、内容を具体化したものだ。「ITILの定義内容には、あいまいなものが多かったり、記述のレベルがそろっていなかったりと、ユーザー企業などがITILに沿ったシステム運用管理を実践する上で解釈に戸惑う部分が多い」(Tivoliの技術支援サービスを担当する山本隆之ICP コンサルティング ITスペシャリスト)という。

 TUPCの定義内容に従って、運用プロセスを管理・実行するツールは3種類。それぞれ、ITILで定義されている管理プロセスである「可用性管理」、「リリース管理」、「情報ライフサイクル管理」向けのツールである。各ツールが収集したハード/ソフト/ネットワークの情報(CI情報)は、「Tivoli Change and Configuration Management Database(CCMDB)」で一元管理する。

 同社はさらに、今年末から来年半ばにかけて、ITILで定義されている他の管理プロセスについても、作業フローを管理するためのツールを投入する。まずは年末にも、「ITサービス財務管理」向けのプロセス管理ツールを出荷する予定である。

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