デルは7月11日,Linuxの販売を強化すると発表した。Linuxの専用サイトを開設しRed Hat Enterprise Linux v4をバンドルしたパッケージを発売したほか,年内に電話サポートの受付を24時間に延長するなどサポートを強化,「『Linux = Dell』という認知の確立を目指す」としている。

 発売するのは同社のPowerEdgeと組み合わせた「Red Hat Enterprise Linux v4 Web Server パッケージ」。「事前に検証されたハードウェアとOSを組み合わせる」という。

 サポートに関しては,レッドハットのエンジニアがデルに常駐する。年内に電話サポートを提供する「デル ダイレクトライン」の受付時間を24時間に延長するほか,従来最長3年間だった「デル ダイレクトライン」を最長5年間延長できるようにする。またWindowsから移行やLinuxの新規導入をサポートする1年間のメニューを新設する。

 またクラスタ構築パッケージ,データベース向け大規模システム構築を今後提供する予定という。