日本テレコムと第一興商は7月11日,情報端末を活用した事業展開をするための新会社設立に合意したと発表した。新会社の名称はJDクリエイト(予定)。日本テレコムが51%,第一興商が49%出資し,8月1日に設立する予定である。

 日本テレコムは現在,飲食店などに「サプリバ」と呼ぶ注文機能付きの情報端末を展開。ブロードバンド回線を通じて情報端末に向けた情報提供などを実施している。一方,第一興商はDAMステーションと呼ぶカラオケ用の業務用情報端末を展開。カラオケだけでなく,天気予報やニュース配信なども提供している。

 両社はコンテンツ配信などで両社の持つハードウエアやソフトウエアを活用するとともに,新サービスなども共同で検討していく計画。具体的な事業内容は未定だが,「新情報端末の開発も検討している」(日本テレコム)という。