システム運用管理ソフトを開発・販売するビーエスピー(BSP)は7月10日、ログ管理ツールの新版「Loganizer(ロガナイザー)V3」の販売を開始した。最大の特徴は、メインフレームとオープン系サーバーの各種ログを一元管理できることだ。「業務処理の実績記録と開示は、コンプライアンスや内部統制に関する重要な作業の一つ。Loganizerによって企業内の基幹業務システムや情報システムからのログ情報を一元管理することで、システム運用担当者の負担を大きく軽減できる」(同社)。

 LoganizerはUNIXサーバーやWindowsサーバーといったオープン系サーバー上で動作し、オープン系サーバーだけでなくメインフレームのログ情報も収集・閲覧できる。収集できるログ情報は、メインフレームなどで稼働するバッチ・プログラムの処理結果を示すジョブ管理ログ、Windowsの管理情報であるイベント・ログ、各種アプリケーションやデータベースなどが出力するアプリケーション・ログである。

 Loganizerはサーバー・ソフトと、管理対象サーバー上でログ情報を収集するエージェント・ソフトから成る。価格は、サーバー・ソフトが1プロセサ当たり75万円、エージェント・ソフトが5エージェントで75万円など。