日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は,SOX法対策に取り組むユーザー企業に向けて,内部統制の整備が整っているかどうかを検証するサービス「SoxBench」を,2006年7月10日に開始した。SOX法対策の成果物である文書を日立ソフトが定めた標準と比較することで,文書化のレベルを測定する。価格は200万円からで,検証期間は1カ月から。

 SoxBenchは,ユーザー企業がSOX法対策の各運用工程で作成した成果物(文書)と,日立ソフトの標準文書とを比較するベンチマーク試験である。ベンチマーク結果を元に,現状の文書化レベルを把握するとともに,今後取り組まなければならない課題を浮き彫りにする。最終的に,日立ソフトの標準文書と同等のレベルの文書を成果物として作成できるように支援する。

 ベンチマークの範囲は,事前ヒアリングによって得られたユーザー企業の内部統制整備の進ちょく状況に応じて決める。