FirefoxのCD-ROMを配るメイドさん。ボランティアによる参加であるという
FirefoxのCD-ROMを配るメイドさん。ボランティアによる参加であるという
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 Webブラウザ「Firefox」の日本語化などを手がける有限責任中間法人Mozilla Japanと,Firefoxユーザー・グループのもじら組は7月8日~9日の2日間,東京・秋葉原でFirefoxのプロモーション活動「Spread Firefox in 秋葉原」を実施した。JR秋葉原駅前など3カ所でFirefoxのCD-ROMを無償配布し,「Firefoxの知名度を高めるのが狙い」(Mozilla Japanのゲン カナイ・マーケティングマネージャ)。Firefoxの街頭でのプロモーション活動は国内では初めてである。

 プロモーションの“目玉”は5人のメイドさんによるCD-ROMの手渡し(写真)。これは「秋葉原らしいプロモーション」(ゲン カナイ氏)を実施したいとの意図から企画されたという。8日午後2時の時点で「2000枚ほどのCD-ROMを配布できた」(同氏)。現在,秋葉原はメイドの衣装に身を包んだ店員が接客を行う「メイド・カフェ」が乱立し,メイド・ブームに沸く。JR秋葉原駅前にはFirefoxのCD-ROMを配るメイドさん以外にも,多くのメイド姿の女性が見られた。

 Firefoxのシェアは米国が14%,欧州が20%だが,日本ではまだ9%。Mozilla Japanでは今後もプロモーション活動を通してシェアを高めていきたい考えだ。7月15日には東京・渋谷で,7月22日には神奈川県の鎌倉で街頭プロモーションを行う予定。