コアグリットは2006年7月7日,情報漏えいや未知の亜種ウイルスに対応する新型のセキュリティ対策ソフト「Com Police」を発表した。8月1日から出荷を開始する。

 Compoliceの特徴は,似たような手口を使った攻撃を防御できる「人工知能エンジン」を搭載している点。新種のウイルスや新手の不正アクセス手段が見つかった場合にこれを解析し,プログラムが少しだけ変更された変種が登場したとしても,対応のパターン・ファイルなしに検知できるという。

 端末にインストールする形態の製品は1年間で4100円,マイクロソフトのブラウザ「Internet Explorer」のアドインソフト(Active Xコントロール)として利用する場合は2900円。ActiveX版は検査を40分ごとに行うなど機能制限がある(インストール版はリアルタイムに検査)。

●日経コミュニケーション編集部より 掲載当初は社名を「コアグリッド」としておりましたが,正しくは「コアグリット」です。お詫びして訂正いたします。2006.7.7