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 ジャングルは7月6日、パソコン向けのファイアウオールソフト「ZoneAlarm Pro」、およびZoneAlarm Proにウイルス対策機能などを加えた「ZoneAlarm Internet Secutity Suite」(写真)を販売すると発表した。これらのソフトは、ファイアウオール大手のイスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが開発したもので、ジャングルはZoneAlarm製品の国内総販売代理店として販売する。

 ZoneAlarmは、送信先IPアドレスやアプリケーションソフトの種類によって通信を制御するファイアウオール。侵入した不正プログラムがアプリケーションを操って外部と通信するといった攻撃を防ぐプログラムファイアウオール機能と、OSのシステムファイルやレジストリの改ざんといった攻撃を防ぐOSファイアウオール機能もあり、合計3つのファイアウオール機能を備えている。ファイアウオール以外にも、疑わしいメールの添付ファイルを隔離したり、クレジットカード番号などの個人情報が外部に無断で送信されるのを防止する機能などを備えている。

 ZoneAlarm Internet Security Suiteは、ZoneAlarmの機能に加えて、ウイルス対策機能、スパム対策機能、インスタントメッセージの傍受防止機能を備える。他のウイルス対策ソフトと共存させる場合は、ZoneAlarm Internet Security Suiteのウイルス対策機能をオフにする必要がある。

 価格は、ZoneAlarm Proが6090円、ZoneAlarm Internet Security Suiteが8190円。他社のセキュリティソフトを持っているユーザー向けに特別優待版も販売する。インストールから1年経ったらサイドライセンスを購入する必要がある(価格は未定)。

 なお、今回販売するのはバージョン6.1だが、7月18日にはバージョン6.5へバージョンアップするアップデータを公開。ZoneAlarmのアップデート機能でバージョンアップできる。