シマンテックのクリス・ヘガーマン データセンター管理担当グループプレジデント
シマンテックのクリス・ヘガーマン データセンター管理担当グループプレジデント
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 シマンテックは、データセンター向けのシステム管理ソフトウエア群「Symantec Data Center Foundation」の日本語版を、8月28日に出荷開始する。データを管理する「Veritas NetBackup6.0」、ストレージを管理する「Veritas Storage Foundation5.0」、サーバーを管理する「Veritas Server Foundation」、アプリケーションの性能を管理する「Symantec i3-APM」から成る。

 個別に各製品を導入する場合と異なり、一つのコンソール画面でデータのバックアップから、アプリケーションのパフォーマンスまでを管理できるようになるのが特徴。それぞれのツールを使うために個別に認証する必要はなくなる。また、複数のツールにまたがる業務をワークフロー化することもできる。

 「サーバーやストレージ、アプリケーション、仮想マシンなど、管理対象が増える一方だ。ユーザーの多くは、それぞれを個別のツールを使って管理する状況に陥っている」と、米シマンテックのクリス・ヘガーマン データセンター管理担当グループプレジデントは指摘する(写真)。「管理ツールを一元化できれば、ソフトの購入費、担当者のトレーニング費など、大幅なコスト削減が見込めるはずだ」(ヘガーマン氏)。価格はオープン。