ハイビジョン画質のVOD映像を受信するために必要な「ハイビジョン対応専用受信機」(3万1500円)
ハイビジョン画質のVOD映像を受信するために必要な「ハイビジョン対応専用受信機」(3万1500円)
[画像のクリックで拡大表示]

 オン・デマンド・ティービーは2006年7月3日、同社が提供している映像配信サービス「オンデマンドTV」において、ハイビジョン画質で、かつ5.1chサラウンドに対応したVOD映像の配信を開始した。

 同サービスはセットトップボックス(専用受信機)を利用してテレビで視聴する映像配信サービスで、NTT東日本、西日本のFTTHサービス「Bフレッツ」のユーザーが対象。月額2100円で約4500本のVOD映像が見放題になるのが特徴で、今回、配信を開始するハイビジョン画質のVOD映像も同料金内で提供する。2006年度末には約500本のハイビジョン映像をそろえる予定。

 同社がこれまで配信に利用していたMPEG-2でハイビジョン映像を配信するには12M~25Mbpsの帯域が必要。今回、圧縮方式として、MPEG-2より圧縮率の高い「H.264」を採用することで7M~10Mbpsの帯域でハイビジョン映像が配信可能になった。ただし、視聴するには「H.264」に対応した「ハイビジョン対応専用受信機」(3万1500円)を購入する必要がある。