ネットエージェントは7月3日,同社が観測したWinnyのノード数(Winnyを稼働させているパソコンの台数)を公表した。同社によれば,2006年7月1日のノード数は47万1449,7月2日のノード数は48万1359。「大きな増減はなく推移している」という。

 ネットエージェントでは前回,4月末から5月初頭のゴールデンウイークにWinnyのノード数を調査している。その時点では,平日でも44万から多い日では49万,土日になると50万から53万以上のノード数が観測されていたという。

 7月1日と2日のノード数は,ゴールデンウイークよりは少ないものの「大きな増減はないと言える」(ネットエージェント)。

 Winnyについてはリモートから任意のプログラムを実行される恐れのあるセキュリティ・ホールが報告されており,ワームやボットによる大規模な被害の発生が懸念されている(関連記事)。