●総理用時間シェア(上位5サイト)
●総理用時間シェア(上位5サイト)
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●総ページビュー数シェア(上位5サイト)
●総ページビュー数シェア(上位5サイト)
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 インターネットの利用動向などを調査するネットレイティングスは2006年6月28日、2006年5月の月間インターネット利用動向調査結果を発表した。

 調査した内容は、主に月間サイト総利用時間と月間総ページビュー、月間総ページビュー、1人当たりの各サービスの月間平均利用時間。その中で、「Yahoo!JAPAN」は、月間サイト総利用時間が1億2500万時間でシェア16.3%、月間総ページビューが216億3185万9000PVでシェア25.4%といずれもトップとなった。今回調査した月間サイト総利用時間は、「最近は、動画コンテンツなどの増加により、Webサイトの利用動向を調査する際に、ページビューだけでなく、総利用時間も注目されている」(ネットレイティングス)という。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「mixi」は、月間サイト総利用時間は1400万時間、月間総ページビューは21億3970万8000PVで、両方のシェアでそれぞれYahoo!JAPAN、楽天市場に続き3位と躍進。「mixiはこの4月~5月で一気に上位に食い込んできた」(ネットレイティングス)といい、前年同月比では、月間総利用時間、月間総ページビューともに約7倍となった。

 一方、1ユーザーの月間平均利用時間ではYahoo!JAPANを上回った。サイトの特性もあるが、Yahoo!JAPANが3時間27分なのに対し、mixiは4時間28分と1時間以上も長い。ユーザーの滞留時間が長いことで、SNSのように「マイページ」として利用するWebページに対する広告出稿価値や口コミ効果が注目されそうだ。

 調査はネットレイティングスが月単位や週単位で行っているインターネット視聴率調査を基に算出。サンプル数は7500世帯、2万人。