ニフティは2006年6月28日、ポッドキャスティング利用者の実態に関する調査結果を発表した。同社が運営するポッドキャスティング専門サイト「Podcasting Juice(ポッドキャスティング ジュース)」にて、2006年3月20日から4月20日までインターネット調査を実施。有効回答数は3449件。

 まず、ポッドキャスティングを利用しているユーザーは、RSSリーダーの利用が約3割で、音楽配信サービスの利用が約5割いることから、同社では「インターネットにおけるリテラシーが高く、音楽に関心が高い傾向がある」と分析。利用者の男女比は85:15と男性が圧倒的に多く、年齢では男性は35~39歳(20%)、女性は30~34歳(29%)が最も多く、ボリュームゾーンは30代であることを示した。居住地については「関東圏」のユーザーが55%と半数以上を占め、職業は「会社員」(56%)、「学生」(12%)、「自営業」(8%)の順に多い。

 視聴しているポッドキャスティングの番組数は「1~2個」と答えたユーザーが27%と最も多く、「3~4個」と答えたユーザーの23%と合わせると半数を占める。一方で、「15個以上」と答えているヘビーユーザーも9%いた。視聴頻度については、「毎日必ず」(31%)「ほぼ毎日」(38%)を合わせると約7割に達しており、習慣化している結果が出た。

 ポッドキャスティングの番組を視聴している場所は、「自宅」(55.6%)、「電車内(通勤・通学中)」(47.5%)、「車の中」(18.5%)の順。ポッドキャスティングの番組を視聴している理由は、「情報源として役立つ」(47.3%)、「楽しい番組がある」(46.4%)、「場所を問わず聞ける」(41.8%)などの回答が目立った。

 詳細は「ポッドキャスティング利用者の実態調査(PDF)」から閲覧できる。