米インテルは2006年6月27日(米国時間),米マーベル・テクノロジー・グループに通信/アプリケーション・プロセッサ事業部門を売却することで合意したと発表した。売却金額は6億ドルとマーベルによる同部門の負債の引き受け。
 
 売却するのは,PDAやスマートフォンに利用されるプロセッサを開発/販売する部門。具体的には,カナダ リサーチ・イン・モーション(RIM)の「Blackberry」が採用しているPXA9xx系列のプロセッサや「W-ZERO3」や各種スマートフォンで採用されているPXA27x系列プロセッサなどが含まれる。
 
 インテルによると今回の売却により同社は,「IAベースのプロセッサとWiMAXやWi-Fiなどのブロードバンド・ワイヤレス技術に注力できるようになる」としている。