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 インターネット セキュリティ システムズは6月22日,セキュリティ・アプライアンス製品「Proventia Network Anomaly Detection System(ADS)」の国内販売を開始した。Proventia Network ADSは,ネットワーク・トラフィックの変化から,不正アクセスやウイルスなどを検出する製品。同社のマスター・ディストリビュータ23社を通じて販売する。価格は1000万円から。

 Proventia Network ADSは,米国で2月に開催されたカンファレンス/展示会「RSA Conference 2006」で発表された新製品(関連記事)。社内ネットワークを流れるトラフィックを監視し,通常とは異なる量あるいは種類のトラフィックを検出すると,異常として管理者に通知する。これにより,外部からの攻撃やウイルス(ワーム)の侵入,内部のポリシー違反やリソースの不正利用などを検知できるという。

 シグネチャ(既知の攻撃の特徴を収めたデータ)ベースではないため,従来のIDS(侵入検知システム)/IPS(侵入防御システム)では防ぐことが難しい未知の脅威(攻撃やウイルスなど)にも対応できるとする。

◎参考資料
◆インターネット セキュリティ システムズ,社内における情報の不正使用や
情報流出などを防ぐ社内ネットワーク監視アプライアンス,Proventia Network Anomaly Detection Systemを発表(プレスリリース