サイバーエージェントは6月21日、ドロップシッピング事業に参入すると発表した。ドロップシッピングとはネットを使った販売手法の一つで、商品在庫管理や発送、決済などを卸業者や決済事業者などに任せ、ネット上で店を持ちたい個人はWebサイトを開いて、販売のみ行うもの。現在、アフィリエイトなどに続く新たな販売手法として注目されている。

 同社は、7月3日に100%子会社のストアファクトリーを設立する。ストアファクトリーは、ドロップシッピング・サイトの運営を手がけ、代金の決済機能を提供する。個人がネット販売を手掛ける場合には、同社が10月1日に開設するサイト「ミセつく」上に自分の店を開設し、ここで同社が用意した宝飾品や健康食品、雑貨など1万点(サイト開設時点)の商品を販売できる。受注した商品は、商品を提供している企業の在庫から直接購入者に発送する。