UserAction Extension
UserAction Extension
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 フェンリルは,タブ・ブラウザ「Sleipnir」の機能をユーザーがスクリプト言語を用いて拡張するためのプラグイン・モジュール「UserAction Extension」を,2006年6月21日に公開した。UserAction Extensionを用いるとJscript/VBscriptで開発した機能をブラウザに追加する作業が容易になるため,機能モジュールを配布しやすくなる。

 Sleipnirは,スクリプト言語で機能モジュールを開発し,機能追加できるブラウザである。スクリプト言語からアクセス可能なデータベース・ソフト「SQLite」もSleipnir本体に組み込まれている。従来,スクリプト言語で作成したモジュールをインストールするためには,あらかじめ特定のデータ・フォルダに配置する必要があった。

 UserAction Extensionは,スクリプト言語で開発した機能モジュールを簡単に追加できるようにするもの。今後はSmartInstallerと呼ぶプラグイン追加機能を拡張して機能を簡単に追加できるようにする予定があるが,今回のUserAction Extensionは,SmartInstallerのバージョン・アップを待つことなく利用できるという位置付けだ。

 稼働環境は以下の通り。ブラウザとしてSleipnir 2.40正式版以降が必要。OSはWindows 98以降。Sleipnir 2.41正式版はダウンロードして無償で利用できる。