ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlus
ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlus
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 ギデオンは,新たにスパム対策機能を追加したLinuxメール・サーバー向けウイルス対策ソフト「ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlus」を2006年6月20日に出荷した。価格は50ユーザーで17万1000円,次年度から必要な更新費は年額8万5500円。スパム検知率は同社調べで95%という。

 ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlusは,Linuxで構築したメール・サーバー機上で動作するゲートウエイ型のウイルス/スパム対策ソフト。従来はウイルス対策機能に限って提供していたが,新版ではスパム対策機能を追加した。

 スパム対策機能は,単語とスパムの関連性を確率統計上の単純な計算で判断するベイジアン・フィルタに加え,URL/IPフィルタやブラック・リストによる送信者認証と,メールのシグネチャDBと照会したスパム判定機能を搭載する。ベイジアン・フィルタだけの運用に対して,ベイジアン以外の手法を組み合わせることで,スパム判定の精度を高めた。スパムDBに含まれるデータ件数は750万件で,自動更新される。