写真1 「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS X」の動作画面。Mac OS X上で動作するParalles内でFedora Core 5が動作している
写真1 「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS X」の動作画面。Mac OS X上で動作するParalles内でFedora Core 5が動作している
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写真2 Parallelsのウインドウ内にFedora Core 5のログイン画面が表示されている
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写真3 ゲストOSの種類を指定する画面
写真3 ゲストOSの種類を指定する画面
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 米Parallels社は2006年6月15日(米国時間),仮想マシン・ソフト「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS X」(写真1)を発売した。米Intel社のCPUを搭載したMacintoshで動作する初めての仮想マシン・ソフトとなる。価格は79.99米ドル。ただし,発売日から30日以内は49.99米ドルで購入できる。同社サイトから製品購入および15日間試用するためのキーの入手ができる。

 Parallels社は,Linux向けとWindows向けの製品「Parallels Workstation 2.1 for Windows & Linux」を既に発売済み。Macintosh向けには2006年4月からベータ版を公開していた。

 Parallels Workstation 2.1(以下,Parallels)は,ソフトウエアで擬似的にパソコンを実現する仮想マシン・ソフト。ParallelsにLinuxやWindows XP,OS/2,MS-DOSなどのパソコン用OSをインストールして,Mac OS X上で利用できる。ベータ6で試したときには,Fedora Core 5をインストールして動作できた(写真2)。ベータ6では,Parallelsのウイザード画面に従って新規のOSを導入するときにLinuxを選択すると,Red Hat Linux,Debian GNU/Linux,Fedora Core,Fedora Core 5,SUSE Linuxなどが選択できた(写真3)。