NTTドコモや英ボーダフォン・グループ、NECなど携帯電話事業者と端末メーカーの6社は、Linuxをベースにした携帯電話向けソフトウエア・プラットフォームの構築で合意したと発表した。基盤技術を共通化し、アプリケーション・インタフェースの仕様やアーキテクチャを規定し、その仕様に則した製品開発のためのガイドラインやアプリケーションの適合ツールなどを作成。低コストで製品を開発できるようにする。

 今回の取り組みに参加したのは、NEC、NTTドコモ、英ボーダフォン・グループ、韓国サムスン電子、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、米モトローラの6社。携帯電話事業では、高機能化する端末開発などにコストがかかることが課題となっているが、各社はプラットフォーム部分については共同で開発し、独自機能の開発に注力する。今後、他の携帯電話事業者や端末メーカーなどにも参加を呼びかける。