KDDIは2006年6月14日,第3世代移動通信(3G)サービス「CDMA 1X WIN」でデータ通信カード向けに提供している「PacketWINシングルサービス」の料金体系を8月1日から改定すると発表した。具体的には,基本使用料が月額5775円(「WINシングルセット割」を適用すると4095円)の料金プラン「WINシングルM」において,無料で通信できるパケット数を現行の16万パケットから45万パケットに増やす。また,基本使用料が月額8400円(同5880円)の料金プラン「WINシングルL」では,無料パケット数を現行の50万パケットから120万パケットに増やす。実質的にパケット通信料を大幅に引き下げることになる。KDDIはこれにより,PHS事業者のウィルコムが提供しているデータ通信カード向けの定額制サービスなどに対抗する狙いとみられる。